オイルの選び方 2  −具体的なオイルの種類−

 

 さて、具体的なオイルの種類の説明に入りましょう。世の中には本当にいろいろな種類の植物性、動物性のオイルが存在します。自分の肌に合うものであればどれを使ってもいいのですが、そうなってしまうとチョイスは無限大!逆に困ってしまうと思うので、ここでは肌に良い効果があり、よくスキンケア用品に使用されるオイルをいくつか紹介します。全て私が普段好んでスキンケアに使用しているものです。

 

 

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オリーブオイル
人間の皮脂成分の1つである「オレイン酸」の含有量が多く、とても高い保湿効果を持ちます。

また、皮脂の保湿成分でもある「スクワレン」も含まれ、肌を潤す効果が高くあります。

豊富なミネラル分、プロテインを含みます。

※食用のものをご使用になる場合、「エキストラバージン」が栄養価が高く、お勧めです。また、オレイン酸が過多になるとニキビにつながることがあるようなので、ニキビでお悩みの方は様子を見ながらご使用ください。

 

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椿油
一般的に「髪」に良いとされるイメージが強い椿油ですが、もちろん皮膚にも使えます。「オレイン酸」の含有量はオリーブオイルよりも高く、豊かな保湿力を持ちます。


※紫外線の波長の一種であるUV-Bを吸収し、過酸化脂質を発生させるという報告があるようなので、日光を浴びる前(朝など)に顔に使用するのは控えた方が良いかもしれません。


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マカダミアナッツオイル
皮脂成分である「オレイン酸」、細胞の再生を促す「パルミトレイン酸」が多く含まれます。脂肪酸成分の構成が人間の皮脂成分ととても近いため、肌内部への浸透率が高く「消えてなくなるオイル」と言われています。アンチエイジングに効果的と言われます。

 

※ナッツにアレルギーのある方は、特に注意してご使用ください。

 

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ホホバオイル
皮脂成分の「ロウ」を多く含み(全体量の約半分が「ロウ」です)、皮膚の表面を保護する効果に優れています。保湿効果は高いのですが、皮脂腺や汗腺の活動を邪魔をすることはありません。 酸化しにくく安定した成分で構成されており、肌に馴染む使い心地です。

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スイートアーモンドオイル
「オレイン酸」含有量も高い他、必須脂肪酸の「リノール酸」も多く含みます。各種ビタミン、ミネラルも多く、栄養価の高いオイルです。のびが良く、肌になじむオイルです。

※ナッツにアレルギーのある方は、特に注意してご使用ください。

 

 

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アボカドオイル
十分な量の「オレイン酸」を含むほか、少量の「パルミトレイン酸」も含みます。各種ビタミン、ミネラルも多く、保湿効果の高いステロール類も含まれます。アレルギー発症の可能性がとても低いオイルですので、アトピー・敏感肌さんにもお勧めです。

 

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馬油
馬の皮下脂肪を低温で蒸して溶かし、濾過・洗浄をしたものです。「オレイン酸」「パルミトレイン酸」の他、必須脂肪酸の「リノール酸」「リノレン酸」もバランス良く含有されています。動物性油脂ですが、肌馴染みはとても良いオイルです。

 

 

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 オイルの選び方 1で説明したように、オイルの保湿力と伸びのよさはほぼ反比例します。オイルの精製度や製造過程もいろいろ種類がありますので一概には言えませんが、上に挙げたオイルの保湿力の伸びの良さは、だいたいが下の表のようになっています。

 

 

 肌コンディションや季節に合わせてみたり、単純に好きな使用感のものを選んでみたり、ブレンドしたり単体で使用したりと、いろいろと試行錯誤をして、お気に入りの使い心地を見つけてみてくださいね!

 

 

 

※私は、オイルや知識や手作り基礎化粧品の基本など、前田京子さんの本をいろいろと読んで勉強しました。もっと詳しく勉強されたい方は、是非前田京子さんのSimple Skin Careなどを参考になさってみてください。

 

 

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